せどりを辞めたい人が最初に直す順番。売上より先に見る3つ

せどりを辞めたい人が最初に直す順番。売上より先に見る3つ

この記事の要点

  • やめる理由は3つ。ゴールが見えない・何を直せばいいか分からない・仕入れ商品が見つからない
  • 最初の1〜2ヶ月は「時給100円の時代」。ここは成長曲線の平らな部分で、誰もが通る
  • 目標は「年→月→1日」に分けて、達成率100%で積む。見込みの0.9〜1.1倍で売れる状態を作る
目次
  1. 理由1:稼げるイメージがない(ゴールが見えていない)
  2. 理由2:何を改善すればいいか分からない
  3. 理由3:仕入れ商品が見つからない
  4. まず1品売る
  5. よくある質問

せどりは、始めた人の多くが半年以内にやめます。僕の実感では9割です。

やめる人に共通しているのは、才能やセンスではありません。順番です。何を先にやって、何を後回しにするか。これを知らないまま始めると、最初の2ヶ月で心が折れます。

僕自身、最初の1週間は1日15店舗回って利益商品が3つ、時給にすると100円以下でした。そこから4ヶ月目に月利130万円まで行けたのは、才能ではなく、途中で順番に気づいたからです。

この記事では、やめる理由を3つに分けて、それぞれ「どこを見直すか」を書きます。

やめる理由は3つ。どれも「順番」の問題
やめる理由は3つ。どれも「順番」の問題

理由1:稼げるイメージがない(ゴールが見えていない)

一番多いのがこれです。「月に20万円稼ぎたい」とは思っている。でも、そこに行くまでに何が起きるかを知らない。

せどりの成果は、直線では伸びません。最初の1〜2ヶ月はほとんど平らで、そのあと急に上がります。平らな部分が「時給100円の時代」です。

成長曲線。最初の1〜2ヶ月は平らで、そこを抜けると上がる
成長曲線。最初の1〜2ヶ月は平らで、そこを抜けると上がる

ここで多くの人は「自分には向いていない」と判断します。でも、平らな部分は全員にあります。僕にもありました。向いていないのではなく、まだ曲線の手前にいるだけです。

ゴールが見えていれば、平らな時期を「今は仕込みの時期だ」と読めます。見えていないと「結果が出ない」としか読めません。同じ2ヶ月でも、意味がまったく違います。

6ヶ月のロードマップ

僕が副業の人に渡しているロードマップは、こうです。

時期

やること

目安

1ヶ月目

まず1品売る。ジャンルは1つ。自己配送

利益は気にしない

2〜3ヶ月目

ジャンルを2つに。リピートできる商品を見つける

月利5〜10万円

4〜6ヶ月目

ジャンル3つ。FBAを使い、作業を減らす

月利20〜30万円

6ヶ月目以降

リピート中心。キャッシュフローを見る。必要なら法人化・融資で「時間を買う」

継続

6ヶ月のロードマップ。1ヶ月目は「1品売る」だけ
6ヶ月のロードマップ。1ヶ月目は「1品売る」だけ

ポイントは、1ヶ月目の目標が「1品売る」であることです。月利の数字を1ヶ月目に置くと、平らな部分ではまず未達になります。未達が続くと、やめます。

目標は「年→月→1日」に分ける

目標は大きい単位から小さい単位に割ります。

  • 年の目標:月利20万円を6ヶ月目に
  • 月の目標:今月は見込み利益10万円
  • 1日の目標:今日は店を3つ回って、見込み利益5,000円

1日の目標まで落とすと、「今日やったかどうか」で判断できます。達成率は100%を狙います。100%で積める目標を立てて、それを毎日守る。達成できない大きな目標を1つ置くより、確実に積めます。

目標は年→月→1日に分けて、1日の目標は達成率100%で積む
目標は年→月→1日に分けて、1日の目標は達成率100%で積む

見込みの0.9〜1.1倍で売れる状態

もう1つ、ゴールの判定に使っている数字があります。仕入れたときの見込み利益に対して、実際の利益が0.9〜1.1倍に収まっているか。

ここが0.7倍とか1.5倍にブレているうちは、相場の読み方がまだ合っていません。0.9〜1.1倍に収まるようになると、仕入れの判断が安定して、月の利益が読めるようになります。

理由2:何を改善すればいいか分からない

2つ目は、「やっているのに伸びない」の時期に来ます。売上は立っている。でも、利益が増えない。何を直せばいいか分からない。

ここは、感覚ではなく数字で見ます。見るべき数字は5つあり、長くなるので別の教材にまとめています(物販投資家ラボの「改善の5つの数字」)。この記事では、入口だけ書きます。

  • 利益率が下がっているのか、売れるまでの日数が伸びているのか、返品が増えているのか。「伸びない」の中身を分ける
  • 1つずつ分けると、直す場所は1つか2つに絞れる

「全部ダメ」に見えるときほど、分けると1ヶ所です。

理由3:仕入れ商品が見つからない

3つ目は、店に行っても何も買えずに帰ってくる、です。これにはやり方の問題が3つあります。

他人の利益商品は「後出しじゃんけん」

YouTubeやSNSで見た利益商品をそのまま探しに行っても、見つかりません。それは、その人が過去に仕入れた結果で、今の棚にはもう無いか、相場が下がっています。

真似するのは商品ではなく、なぜ仕入れたかです。「このジャンルは型番で相場が決まる」「この状態なら買う」という判断の方を持ち帰ります。

他人の利益商品は過去の結果。持ち帰るのは「なぜ仕入れたか」
他人の利益商品は過去の結果。持ち帰るのは「なぜ仕入れたか」

ジャンルを絞る

最初から全部の棚を見ると、1店舗に2時間かかって、何も買えません。ジャンルを1つに絞って、その棚だけ見る。1つのジャンルで「見ればだいたい分かる」状態になってから、2つ目に広げます。

一次情報を持つ

  • Keepaは直近1年のグラフを見る(3ヶ月だけ見ると季節の波に騙される)
  • FBAを使って、発送の時間を仕入れに回す
  • 出品規制は、仕入れる前に自分のアカウントで確認する
  • 相場は自分で見る。人の言う「売れる」ではなく、売り切れの履歴を自分で見る

まず1品売る

ここまで読んで「やることが多い」と感じたら、全部を忘れて、1つだけやってください。

まず1品、売る。

利益は数百円でいいです。仕入れて、出品して、売れて、入金される。この一周を体で覚えると、2品目からは判断の速さが変わります。やめる人の多くは、この一周を回す前にやめています。

よくある質問

Q. 始めて2ヶ月、ほとんど稼げていません。向いていないのでしょうか。

最初の1〜2ヶ月は「時給100円の時代」で、成長曲線の平らな部分です。全員が通るので、向いていないのではなく、まだ曲線の手前にいるだけです。

Q. 1ヶ月目の目標はどう立てればいいですか。

「まず1品売る」です。月利の数字を1ヶ月目に置くと、平らな部分ではまず未達になり、未達が続くとやめてしまいます。

Q. 仕入れ商品が見つからないときは、何を見直せばいいですか。

他人の利益商品を探すのをやめて「なぜ仕入れたか」を持ち帰ること、ジャンルを1つに絞ること、相場を自分で見ることの3つです。

※この記事の数字は僕の経験と、副業で取り組む人に渡している目安です。資金・時間・ジャンルによって変わります。